蒸気漏れ応急点検

 この蒸気ラインは0.7Mpa程度の圧力ですが、蒸気ですので、200度以上あります。そのため、応急修理として、ホールにタッピング処理の上、耐熱260度までの耐圧補修バンテージを施工し、資材手配を進めることといたしました。製造ラインなどのプラント保全工事では、よく行われている手法です。
 今回の黒ガス管も転造でなく、旋盤研削のため、どうしてもねじ切り部の肉厚が薄くなり、蒸気噴出につながりやすい傾向があります。従業員の方が至近で作業される場合は、耐熱ジャケット処理や遮蔽板設置等の留意が必要です。

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